2020年9月7日月曜日

国内版Xperiaでブートローダーアンロックをやってみた

 さて、久しぶりの更新です。

今回はわたしの所有端末であるXperia Z3(SO-01G)のブートローダーアンロックを行ってみようと思います。

元々GXを持っていたことから154氏のカスタムROMを入れて使ってたわけですが、とうとう国内版のXperiaでブートローダーのアンロックができるとのこと。

これが出来てしまうと中古のXperiaを選び放題です。とは言え、TAバックアップが必要になってくるはずで、それをするためにはrootedが必要なわけで、結局よくわからない状態なんですよね。。。

とはいえ、Xperia Z3はワンクリックrootができる最後の端末です(多分)。手に入れた瞬間にroot化し、ストックベースのカスROMを使ってたのですが、アンロックできるなら154氏が以前ビルドしてくれたResurrection Remixを是非とも使ってみたいと胸が躍らずにはいられません。

さて、では準備を始めましょう。

必要な物資は「qUnlock Tool」。これを使うことで[Bootloader unlock allowed: Yes]にできます。ただし、よくわからん謎のツールなのでわたしは無料配布されてるWindows10の評価用仮想マシンをダウンロードしてVMware上で動かしました。あとこれ、有料です。1回アンロックする度に1クレジットが必要(1クレジットで3000円程度)。

ツールとしてはこれだけ。では最初から始めていきましょう。

①qUnlock Tool用のクレジット購入

NUGSM で購入しました。購入後数時間でユーザ名、パスワードが発行されるらしいのですが、わたしの場合は平日の15時くらいに申し込んで、18時くらいには届いていました。

qUnlock Tool起動時にそのユーザ名、パスワードを入力します。ちなみにドライバが未インストールであればSony_Mobile_Software_Update_Drivers_x64_Setup.msiを使ってインストールしておきましょう。

②TAバックアップ

ブートローダーアンロックするといろいろと出来なくなるんでバックアップを取っておきましょう。コマンドプロンプトから入力するかツールを使うか。

③アンロック実行

ここで言うアンロックは ブートローダーアンロックではなくて「Bootloader unlock allowed: No」→「Bootloader unlock allowed: Yes」にする作業です。qUnlock Toolを起動して、Xperiaの電源を落とした状態からボリュームダウンを押しながらUSBを接続し、「Unlock」を押下すると始まります。40秒ほどで完了します。

④ブートローダーアンロック用のコード取得

Sony Mobbileの公式サイトから端末を選択、IMEIを入力すれば即発行されます。

⑤ブートローダーアンロック実施

ブートローダーアンロックを行うには開発者向けオプションで「OEMロック解除」を有効にしないとか書いてるんですが、わたしの端末ではどこにもそれが表示されていませんでした。気にせず進めようと思います。

音量キー上を押しながらUSBケーブルを接続してfastboot modeに入ります。

「fastboot oem unlock 0xXXXXXXXXXXXXXXXX」というように0xの後に上記手順で発行したアンロック用のコードを入れて実行すればブートローダーがアンロックされ、データが初期化されます。これにより、「Bootloader unlock allowed: Yes」→「Bootloader unlocked: Yes」となりました。

ここまでできればあとは好きなようにカスタムROMを焼いていこうと思います。

今日のところはここまで。久しぶりにXperiaでわくわくしてきました。


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